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前回のブログの続きです。
崩れたものは戻らず、今の現状、将来の不安、絶望を感じ、ボーッとしながら処方された薬を全てひたすらお茶で流し込んでいた。
ODとは、精神的な苦痛から逃れ、多幸感を得るために薬を大量に接種すること。
確かに薬を飲んでしばらくはフワフワした感じがしたんだけど、薬が強かったのか失神してしまい、そこからの記憶は霧がかかったよう。
断片的に覚えているのは、母親が叫び、父親が救急車を呼んでる声。バタバタとした足音。
救急隊の男の人が肩を叩きながら何かを言っていた。母親が必死に何かを言っていた。
救急車に乗った記憶はなく、病院についた記憶もない。
どのくらい気を失っていたかわからないけど、たぶん夕方だったのかな。
尿意で目が覚めた。薬を飲む為にお茶沢山飲んでたから…
目を開けたら、主治医の先生が心配そうな顔で私を見ていた。
当時大学病院の精神科を受診していたから、そこに運ばれたんだと理解し、トイレに行きたいと言った。まぁ、歩けるわけもなくベッドサイドのポータブルトイレで済ませた。
その日はずっと点滴をし、そのまま入院。
入院中はなにをするわけでもなく、ただボーッと過ごすだけ。何も考えられず与えれた薬を飲み、寝るだけ。
何日かして、主治医の先生がカウンセリングにきた。何がそこまで貴方を苦しめているの?と。
すべてを話した。ただ黙って聞いてくれる先生。嫌な記憶を喋ることで鮮明に思い出し、パニックになり吐いてしまった。
先生は退院しても、兄と一緒に暮らしている限り症状は改善しない。離れて暮らすべきだと言った。
それをするには、両親に話さないといけない。
悩んだ。
悩んだけど、先生から話してくれることになり退院への兆しが見えた。
こんな私が言うのはなんですがODは断固反対です。なぜならODした後のほうが何倍もつらい。
命の危険もある。
読んで下さってありがとうございます。