5 真実を両親に話すとき
見にきて下さってありがとうございます。
前回のブログの続きです。
私に何があったのかを主治医に話しました。
兄が家にいる限りよくはならない、両親に何があったのかを話すべきだと言われ、先生から両親に話してくれることになりました。
私の口から両親に話すことはとてもじゃないけど無理で、私のいない所で話してくれることになりました。
先生の所から帰ってきた両親。
私の絶望はまだ終わっていませんでした。
まず父親。
薄々気がついていた、と言い謝罪。
気がついていたなら何故助けてくれなかったのか。何故やめるように兄に言ってくれなかったのか。何故…
次に母親。
泣きながら、私も実の兄(私にとっては伯父さん)に性的虐待を受けていたと、告白。
何故自分がされていたのなら、自分の娘に気を配れなかったのか、何故自分の子供はしないと思い込んだのか。
何故何故…
気がついたら病院のベッドで発狂し、泣きながら嘔吐していた。看護師さんに落ち着くようにと声をかけられていた気がしたけど、自分の声しか聞こえない。
何故助けてくれなかったのかと叫ぶ私
ごめんなさいと叫ぶ母親
なにも言わない父親
看護師さんに何かの指示を出す先生
地獄、地獄
兄にされたことより両親に助けてもらえなかったことのほうがショックでパニックになり、精神安定剤を打たれ、その日は気を失った様に寝ました。
その後、退院に近づいていたのに、パニックを起こしたせいで更に入院が長引きました。
兄は私が入院中家を出ました。
両親に私にしたことを聞かれ、認めたそうです。
兄が家をでてしばらくたった頃、私は退院しました。
退院後、家に帰っても私は寝続けました。
読んで下さってありがとうございます。