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次女のイヤイヤがスゴくて参ってしまった1日でした。
前回の続きです。
母親の謎行動は続きます。
家から1人で出れないと泣いていた私をまず美容院に連れて行き、終わった後はランチをとりました。
病院の帰り以外での外食は久しぶりでキョロキョロ、変に見られてないか気になりながらも、そういえば病気になる前に外出や外食が好きで旅行なども色々な所へ行ったなぁとぼんやりと考えているうちに、食べ終わり「行くよ!」と母親に促され、電車に乗りました。
もうこの時点でひきこもりの私は体力限界。
疲れて帰りたくて仕方ありませんでした。
電車で着いた先はペットショップ。
もうワケわかんなくて、疲れもありボーッと子犬や子猫を見てました。母親は何やら店員さんと話していて、話終わったと思ったらまた「行くよ!」と、電車に乗り違う駅へ行くことになってました。
クタクタで自宅から1時間くらい離れた駅に降り立った頃には夕方でした。
手を引かれまたもペットショップに入っていく母親。
どうやら先ほどのペットショップと同じ系列店で母親の話がいっていたようで、すぐに椅子とテーブルのあるエリアに案内されました。
疲れて思考停止中の私の目の前のテーブルにおかれたのは、子犬でした。
小さい小さい子犬。抱っこしていいですよと言われ、抱いてみると軽い軽い。
抱いてないみたいに軽い。店員さんにどうですか?と聞かれ、「可愛いですね」と答えた私。
母親はこの子にしますと店員さんに話し、私はえっ?飼うの?と聞くと、そうよ!とだけ言い後は店員さんに言われるがまま、飼うのに必要なゲージやトイレ、エサなどを次々に購入。
その間、子犬はぼんやりした私の手の中でじっとしていて体温と心臓のドクドクとした感触が伝わってきて私は無意識にずっと撫でていました。
手続きが終わる頃には外は真っ暗でした。
お店を出るともう夜で夜に外にいることなんていつぶりかわからないくらい前だったので緊張し、嫌な汗がブワッとでました。
しかも手には、簡易的なキャリーに入った子犬。
母親はゲージやらエサやらリードの入った大きな袋を抱え、私に「お母さんは荷物持って帰るから、あなたはわんちゃんお願いね」と。
帰りの電車は帰宅ラッシュで満員電車。
大勢の人に囲まれながらも、子犬がつぶされないように頑張るも緊張と疲れ、不安で動悸、汗が止まらない。涙も出てきて、早く帰りたくて仕方ありませんでした。
何とか帰宅し、キャリーを開けるとこちらを見ている子犬が1匹。
何故うちに犬がいるんだろう?と疑問に思いながら見つめ合う、うつ病の私と子犬。
母親は私達を尻目に買った荷物を次々に開け、ゲージを組み立て、あっという間に完成。
お風呂に入るよう言われ、入りながら今日あった出来事を振り返ってみると私意外と行動出来ていた!と気がつく。美容師さんともペットショップの店員さんとも普通にしゃべれてた!と少しだけ自信が付いた気がしました。
お風呂から出ると子犬はゲージに入れられて、うとうとしていました。
母親にこの子のお世話はあなたが担当。名前を決めて、散歩や病院に連れていくのもやってねと言われました。
どうやら私に家の中での役割を与えたようです。
もう疲れきって思考停止中の私はわかったとだけ、返事をし睡眠薬も飲まずその日は寝てしまいました。
この子犬のおかげで私は人生が一変します。
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